- 通関士とは
- 通関士受験の経緯
- どのくらい勉強したの
- 勉強方法は
-
通関士試験とは
通関士試験とは貿易業界唯一の国家資格であり
通関業法」「関税法等」「通関実務」の3科目に同時合格することで通関士試験合格となります。
合格基準は全科目60%以上の正答率で合格となります。(通関実務の合格基準が50%,55%に下げられたこともあります)
詳しくは下記内容をご覧ください。
https://kohroom.com/customs_clearance
-
通関士試験受験の経緯
私は現在、物流会社の輸出入関係の部署に所属しています。その関係もあり周りでも通関士を持っている上司が何人かいます。また私の会社では国際系の部署に所属している若手社員の多くは入社1年目か2年目には通関士試験を受験します。実際私も入社2年目の2022年の第56回の通関士試験を受験し合格することができました。1年間の実務経験があったため多少の貿易用語は既に知っており、テキストを読み進めながら問題集を解いていくという流れで学習を進めることができました。
-
どのくらい勉強したの
私は2022年4月下旬頃に勉強をスタートし2022年10月2日の試験に合格することができました。実際の勉強時間は月別に下記の通りになります。
4月:32.5
5月:41.5
6月:61
7月:89.5
8月:94.5
9月:161
合計:480時間
初受験ということもあり、直前でかなり追い込んだ形になります。8月の関税協会主催の模試でE判定を取ってしまったこともあり、特に9月はほぼ勉強中心の生活となりました。
-
勉強方法は
実際に使用した教材は次の4つとなります。
①通関士試験の指針2022年度版(日本関税協会)
②通関士試験問題・解説集2022年度版(日本関税協会)
③ゼロからの申告書2022(日本関税協会)
④通関士教科書 通関士完全攻略ガイド 2022年度版(ヒューマンアカデミー)
実際には通関士試験問題・解説集2022年度版に多くの時間を割いていたと思います。過去3年分の過去問解説に加えて演習問題解説も付いておりはじめの1周するに1ヶ月半以上はかかったかと思います。それだけボリュームがあるためぶっちゃけこの1冊さえ完璧に解けるようになれば十分合格することができるかと思います。
-
まとめ
通関士は難関試験の一つと言われていますが、毎年問われる内容は似ており過去問を何度も時直すことで十分対策は可能となります。
新卒3年目
東証1部企業勤務
新入社員目線から簡単にできる生活でのひと工夫や
投資、勉強、海外情報などについて執筆しています。
趣味は旅行、筋トレ、レコードです。
保有資格:英検準1級、TOEIC820、通関士、簿記2級